日本標準教育研究所(本の紹介サイト)
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【巻頭】人物インタビュー 鈴木慶子
「今、手書きさせる教育の意味を問い直す」
鈴木慶子(著)
東信堂 大学の授業実践シリーズ 第4巻
〈 目 次 〉
まえがき −なぜ、本書を書いたのか−
第T部 私の「書写」観
第一章:社会や生活はどう変化したのか
第一節:学生の手書き離れ
第二節:学生を取り囲む社会や生活の変化
第二章:学生の書字行動は、今、どうなっているか −添え状実践において−
第一節:郵便システムについての無知
第二節:テンプレート依存と、未熟な書字技術
第三章:「書写」に何ができるのか −私の「書写」観の変化−
第一節:この学生に対して、何を指導するのか
第二節:かつてはどう考えていたか
第三節:今、どう考えるようになったか
第U部 私の「書写」実践 −長崎大学「小学校書写」−
第一章:現実を直視させる
第一節:授業開き(第一回授業)
第二節:「受講基礎調査T」の結果
第二章:〈時間〉を見せる -歴史的時間-
第一節:仮名の由来(第二回授業及び第三回授業前半)
第二節:漢字の由来
第三章:〈身体〉を作らせる
第一節:書字フォーム(第四回授業前半)
第二節:書字フォームの授業に関する学生の反応
第三節:小学校一年生の書字フォーム
第四節:教員の書字フォーム
第四章:〈時間〉をかけさせる −身体的時間−
第一節:〈意味〉を決定する過程
第二節:筆順(第五回授業後半)
第三節:〈身体〉に記憶させる
第五章:〈意味〉を書かせる
第一節:中間レポート
第二節:漢和辞典を視写させる
第六章:「小学校書写」の課題
第一節:「小学校書写」終了直後の学生
第二節:「小学校書写」の今後
あとがき
シリーズ『大学の授業実践』監修の志(宇佐美寛)
索引
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書評: 『国語科教育研究』第79集 P63〜65 評者/千々岩弘一
(2016.3.31発行 全国大学国語教育学会編)
『墨』通巻239号〔→目次〕P144〜145 ブックレビュー 評者/財前謙氏
(2016.4.1発行 芸術新聞社刊)
『日本教育新聞』第15面〔→記事pdf〕 評者/庭野三省氏
(2016.4.4発行)
鈴木慶子(著)、千々岩弘一(著)、椎名典子(著)
明治図書(本の紹介サイト)
「目次」は次の通りです。
第1章:モジュール学習で「書く力」が伸びる!
1.現代っ子に付けたい「書く力」
2.書写から発信する新しいスキル
3.日々積み重ねで「書く力」が身に付くモジュール学習
4.知らず知らずに「書く力」が身に付くための本書の活用方法
@ワークシートの活用方法/短時間の積み重ねで身に付く
A計画の立て方/年間計画指導例
B「書く力」の変容の見方と評価のしどころ
第2章:1回10分で積み上げる!「書く力」育成ワークシート
〈基本習得編〉
1.「あいうえお」
2.「イロハウタ」
〈ドリル編〉
3.漢字しりとり
4.行書力チェック(1) 横画の連続
5.行書力チェック(2) 点の連続
6.行書力チェック(3) 直接の連続
7.行書力チェック(4) 点画の省略
8.「竹取物語」
9.「枕草子」
〜書写教科書巻末の行書一覧表を活用しよう〜
〈活用編〉
10.哲学者の言葉
11.詩人の言葉
12.政治家の言葉
13.高校生の言葉
14.手紙(1) 往復書簡
15.手紙(2) 横書き封筒の書き方
16.手紙(3) お礼状の書き方
17.FAX送信
18.文字を知る、文字を知らない
19.学校見学の申し込み
20.本の取り替え交渉
〈名作編〉
21.「ロミオとジュリエット」
22.「通りゃんせ」
23.「坊ちゃん」
24.「雨ニモマケズ」
25.「少年の日の思い出」
26.「走れメロス」
27.「平家物語」
28.「万葉集・古今和歌集・新古今和歌集」
池田久美子(著)
東信堂
「目次」は次の通りです。
序論 なぜ視写を課したのか
第一節 読めない、書けない
第二節 学生の文章
第三節 視写を課す
第一章 読み書き教育は体育である
第一節 学生の〈からだ〉
第二節 〈からだ〉とは何か
第二章 〈筆触〉とマス目
第一節 字に注意させる
第二節 〈筆触〉
第三節 マス目が〈筆触〉を助ける
第四節 〈筆触〉の効果
第三章 写し間違いは思考を刺激する
第一節〔事例1〕年齢表記ー「七○歳」と「七十歳」
第二節〔事例2〕漢字・平仮名表記ー「ゆるす」と「許す」
第三節〔事例3〕助詞の有無ー「我々は」と「我々」
第四節〔事例4〕アスペクトー「遊んでいた」と「遊んだ」
第五節〔事例5〕鍵語の選択ー「仕事」と「こと」
第四章 「私ならこう書く」――学生の主張
第一節〔事例6〕漢字・平仮名表記ー「さす」と「刺す」
第二節〔事例7〕人数ー「六人」にならない
第三節〔事例8〕接続助詞ー「から」と「ので」
第四節〔事例9〕出来事の配列ー採取成功と風評との前後関係
第五章 異同の意識
第一節 入試問題の文章を批判する
第二節 語の異同と自他の区別
第三節 自分の文体、他人(ひと)の文体
第六章 〈からだ〉の鍛え方――早稲田大学「学術的文章の作成」授業と比較する
第一節 量
第二節 〈筆触〉の有無
第三節 他人(ひと)の文章に対する意識
第四節 学生数
補遺 「『書く』っていいな」
註
あとがき
シリーズ『大学の授業実践』監修の志 宇佐美 實
著者紹介
索引
千々岩弘一(著)、松本仁志(著)、鈴木慶子(著)、久米公(監修)
明治図書(本の紹介サイト)
「言語活動の充実」には新しい書写力が欠かせない!
「書く力」を育てるには、単にお手本を写すだけというこれまでの書写授業からの脱却が必要。目的と読む相手に応じて的確に書く力が身に付く、新しい書写授業モデルを収録しました。1日10分の活動を積み重ねて構成するモジュール学習による指導法も必見。(明治図書)
松本仁志(著)、千々岩弘一(著)、鈴木慶子(著)、久米公(監修)
新しい書写力は日常生活や学習活動で大活躍する!
書写授業は、「手本をコピー」ではなく、「読みやすく書く力」「目的に応じた書く力」を育てる、つまり相手意識・目的意識を徹底する場。書写の力をつけることがそのまま国語の力をつけることにつながるような、ダイナミックで新しい書写の授業モデルをご紹介します。(明治図書)